慣れが生む力、そして第一歩を踏み出すこと

私は小学校から中学校、高校、大学、社会人になってもずっと「悩む」という癖がありました。悩むだけならまだしも、その悩みが原因で身動きが取れなくなることが多々ありました。「悩みに悩まされる」という状態ですね。

そんな時、「これは生まれ持った性格だから変えられないのかな」「親や遺伝の影響もあるし、一生このまま悩み続けなきゃいけないのかな」と思っていました。でも、脳科学や心理学に触れる中で、そうではないと気づいたんです。

よく「自分の性格や考え方は生まれつきのものだから変えられない」と思われがちですが、実はそうではありません。正しい知識を得て、適切なトレーニングをすれば、自分が望む性格や考え方を手に入れることができるんです。

情報処理能力は「慣れ」で決まる

増田勝利さんの『ブレインマッピング』という本を読んで、特に心に残った言葉があります。それは「情報処理能力は慣れで決まる」というものです。

例えば、計算が遅いから「自分には計算能力がない」と思ってしまう人もいますよね。でも、脳の仕組みから考えると、それは単に計算に「慣れていない」だけなんです。計算が得意な人は、小さな計算から始めて、数えきれないほどの練習を積み重ねてきた結果、慣れたんですね。

私の場合、パソコン操作が得意ですが、それも一日何時間も触り続けたからです。逆に、ゲームは苦手です。なぜなら、ゲームをする時間がほとんどないので「慣れる」機会がないんですね。

繰り返すことで得意になる

たとえば接客が苦手な人がいたとしても、それは「接客の能力がない」のではなく、接客に慣れていないだけです。お客様と目を合わせたり、商品をバーコードでスキャンしたりすることに慣れていけば、自然と得意になっていきます。

私たちが今できていること、例えば歩くことや文字を書くことだって、最初はできませんでした。でも、失敗を繰り返しながら少しずつ慣れていくことで、意識せずにできるようになったんです。

最初の一歩を踏み出す

大人になってからも同じです。できないことがあったら、「これ、何回くらい試したかな?」と自分に問いかけてみてください。多くの場合、数回しか試していないのではないでしょうか? 脳にとっては初めての刺激、初めての操作なので、できないのは当然なんです。

つまり、積み重ねる回数が足りないだけ。最初はできなくて当たり前。繰り返し続ければ、脳が慣れて自然とできるようになります。

私もブログを始めます

ブログを書くことも、私にとっては挑戦です。一日何回も投稿している方や、365日続けている方には到底かないません。でも、そういう方も最初からできていたわけではなく、何年も積み重ねてきた結果、慣れているんですよね。

私はこれからブログを積み重ねていきます。まずはこの記事がその第一歩です。一緒に成長していきましょう。よろしくお願いします!

コメント